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あちこちに行き交う種

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デザインやディレクションが私の「仕事」ではあるけれど、その仕事を支えているのは、私の暮らし周りにある大切なものや、素敵な人との関わりです。
長く生きてきたから、もう大人になったのだからと言って、何かを諦めたり手放したりするのは好きではありません。
子どもの頃に嬉しいと思ったり、大好きだと感じたものを大切に持ち続けられるような、大人の知恵を持ちたい。そう思いながら暮らしています。

ずうっと以前から、波多野光さんの植物の絵がいたるところで目に入り、気がついたら手元にある植物の絵はあれもこれも波多野さんだった!と気づいた時の驚きは今でもよく覚えています。

2010年に鹿児島県立博物館での数珠玉の企画展を依頼されたとき、私は波多野さんに思い切ってメールを送り、イラストを依頼したいとお願いしました。
やり取りの後、本物の数珠玉を根っこごと持って飛行機に乗り、東京に向かいました。

それからずっと、植物をメインヴィジュアルにする時には、波多野さんとのやり取りが続いています。植物や花をテーマにしながらも、ちょっとダークだったり、枯れた葉や花びらにぞくぞくしたり、可愛い方向には流れる気配がありません。
波多野さんとは「植物のこの瞬間がいいよね…」と、にやりのポイントが嬉しいくらいに似ています。

出不精とおっしゃる波多野さんが、編集者の友人たちと一緒に鹿児島に来てくださったのは、今年6月のこと。
その際に私が入り浸っている片山清美さんの畑へ遊びにゆき、みんなの植物愛がさらに深まりました。
それぞれの暮らす場所に、植物を通じての新しい種が飛びました。

波多野光さんのサイト→Click!
片山清美さんのサイト→Click!

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冷たい風の中、今年も私の好きなパンジーやヴィオラを連れてきました。
さぁ、どこに植えようかな。

鹿児島・グラフィックデザイ|広告ディレクション